第13話

STORY12
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2018/07/26 14:12






どこに行けばいいのかわからないはずなのに、私の足は止まらなかった。




まるで、体だけはそれを覚えているかのようだった。



私はそのままとある電車に乗りこんだ。








目を閉じると聞こえてくるあの声。




『優花ちゃんっ 』



『ぼくたち、ずっと一緒だからね!! 』











『……優花ちゃん 』



『、行かないで...お願い 』



『僕を置いて行かないで 』











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