小説更新時間: 2026/04/27 13:08
連載中
伝わらんでもそれでええ

- ノンジャンル
この物語は、関ジャニ∞さんのお名前をお借りした二次創作作品であり、実在の人物・団体・出来事とは一切関係のないフィクションです。また、作品内には障害に関する描写が含まれます。そういった表現が苦手な方や、不快に感じる可能性がある方は、無理にお読みにならないようお願いいたします。
――――――――――
俺の弟、亮は、よう喋る。
せやけど、その言葉は、いつもどこか足りひん。
「りょう、これする」「にちゃん、みて」「ちがうって!」
一生懸命なんはわかる。でも、何がどう違うんか、何をしたいんか、全部がはっきり形になるわけやない。
せやから、外ではよく誤解される。
ちゃんと聞いてもらえへんこともあるし、「わがままやな」とか「なんでそんな怒ってんの」って言われることもある。
でも俺は知ってる。
あいつが言うてることには、ちゃんと理由がある。
言葉にならんだけで、ちゃんと考えてる。
うまく言えへんだけで、ちゃんと伝えようとしてる。
せやから俺は、全部拾う。
どんなに小さい声でも、独り言みたいな一言でも、そのまま流したりはせえへん。
「それ、こういうことか?」
「ここが嫌やったんか?」
「これやりたかったんやろ?」
そうやって、俺なりに形にして返す。
そしたら、不思議と会話になる。
独り言でも、拾って返せば会話になる。
それが、俺のやり方や。
俺は福祉の仕事をしてる。
けど正直、「支援してる」なんて感覚はほとんどない。
ただ一緒におるだけや。出かけて、笑って、ちょっと揉めて、また戻って。それを繰り返してるだけ。
それでも周りからは、「大変やな」とか「頑張ってるな」って言われる。
でも俺からしたら、何が大変なんか、正直ようわからん。
めんどくさい瞬間はある。
でもそれ以上に、あいつとおる時間はおもろい。
うるさいし、ズレてるし、何回も同じこと言うし、急に怒るし、ほんまに手はかかる。
でも、それ全部ひっくるめて、あいつや。
伝わらんこともある。
すれ違うこともある。
でも、それでもええと思ってる。
全部きれいに伝わらんでも、ちゃんと通じてるもんはある。
――伝わらんでも、それでええ。
これは、そんな俺と、弟の、ただの日常の話や。
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俺の弟、亮は、よう喋る。
せやけど、その言葉は、いつもどこか足りひん。
「りょう、これする」「にちゃん、みて」「ちがうって!」
一生懸命なんはわかる。でも、何がどう違うんか、何をしたいんか、全部がはっきり形になるわけやない。
せやから、外ではよく誤解される。
ちゃんと聞いてもらえへんこともあるし、「わがままやな」とか「なんでそんな怒ってんの」って言われることもある。
でも俺は知ってる。
あいつが言うてることには、ちゃんと理由がある。
言葉にならんだけで、ちゃんと考えてる。
うまく言えへんだけで、ちゃんと伝えようとしてる。
せやから俺は、全部拾う。
どんなに小さい声でも、独り言みたいな一言でも、そのまま流したりはせえへん。
「それ、こういうことか?」
「ここが嫌やったんか?」
「これやりたかったんやろ?」
そうやって、俺なりに形にして返す。
そしたら、不思議と会話になる。
独り言でも、拾って返せば会話になる。
それが、俺のやり方や。
俺は福祉の仕事をしてる。
けど正直、「支援してる」なんて感覚はほとんどない。
ただ一緒におるだけや。出かけて、笑って、ちょっと揉めて、また戻って。それを繰り返してるだけ。
それでも周りからは、「大変やな」とか「頑張ってるな」って言われる。
でも俺からしたら、何が大変なんか、正直ようわからん。
めんどくさい瞬間はある。
でもそれ以上に、あいつとおる時間はおもろい。
うるさいし、ズレてるし、何回も同じこと言うし、急に怒るし、ほんまに手はかかる。
でも、それ全部ひっくるめて、あいつや。
伝わらんこともある。
すれ違うこともある。
でも、それでもええと思ってる。
全部きれいに伝わらんでも、ちゃんと通じてるもんはある。
――伝わらんでも、それでええ。
これは、そんな俺と、弟の、ただの日常の話や。
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