記憶の扉

「お願いがある」 突然お願いをしてくる彼の名は勇人くん。 「俺は、幽霊なんだ」 実は彼、幽霊だったんです。 「胡桃のおかげだ。ありがとな」 太陽の様に眩しい彼の笑顔に心惹かれた 「胡桃はもっと自信を持った方がいいよ。」 彼に沢山沢山 勇気をもらった。 「ごめん胡桃。もう時間がないみたい」 お別れはいつも突然___________

｢華宮先輩。好きです。｣ ｢あっそ。｣ ｢華宮先輩、今度映画に行きませんか？｣ ｢他当たれ｣ ｢いつ私を好きになってくれますか？｣ ｢知らない｣ 私は何度も何度も大好きな人に気持ちを伝える。 だけどその相手は私のことなんて興味すらないみたい。 だけど私は諦めない… あと…７日。 大好きな貴方に94回目の想いを伝えます_

バレンタインなんて…最悪な思い出しかない ある年のバレンタインのせいで男の子が苦手になってしまった綾川 乃音-ｱﾔｶﾜ ﾉﾝ- そんな乃音が目をつけられたのは 学校でも 有名な永原 隼人-ﾅｶﾞﾊﾗ ﾊﾔﾄ-だった。 ｢今日も俺にくれるの？ありがとう｣ 天使のようなその笑顔の裏には… ｢恋だとか愛だとかめんどくさい｣ ___揺れ行く２人の気持ちは____